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Endless SHOCK -Eternal- 2022 原嘉孝くん覚書 90選

Endless SHOCK -Eternal- 2022

公演期間:4月10日㈰~5月31日㈫

会場:帝国劇場

 

原嘉孝くんのオタクが原嘉孝くんを中心に観劇した覚書。

ずっとメモ書きしていたものを9月の博多座前に書き出し。

 

自分の記憶メモとして残しておく用。ちゃんとした感想とかは無いです!

主語がない文章は原くんのことです。

 

一幕

Overture

1.上手から一番最後にステージ上へ。リカとショウリを気にかけながらゆっくり出てくる。自然な佇まい。

2.リツキが喪失感で俯いたあとにハラが両手で肩をポンとし、励ましている。

Off Broadway

3.NEW HORIZON曲中立ち位置からステージ前方へ出てくるタイミング「やがてきらめく~」でリツキとハイタッチ、マツザキと腕タッチ。

劇場のバックステージ

4.Yes, My Dream、上手から木箱に乗って登場。テンション高め、片足上げがち。

5.木箱降りた後アンサンブルさんと絡むこと多い。4月前半はハイタッチが多く、後半になるとアンサンブルさんが“ちゃぼす”ポーズを覚えてくれて、そのポーズでコミュニケーションをとるように。

6.「今日も最高のステージ 最後の幕が下りた」の立ち位置は0番から半歩上手。「幕が下りた」で右振り返りでステージ中央を見ている。

7.ショウリの歌パート「俺が踊れば Perfect!~」の時は、また言ってるよwみたいなニュアンスでアンサンブルさんと絡んでることが多い

8.歴代の人の立ち位置ではショウリが上っているはしごの一番下ではしごに上ってるハズだけど、はしごに触れたり触れなかったり。一度だけはしごに全部身体を乗せているのを見た。(芝居優先?)

9.「立ち止まらないで~」から下手の木箱にショウと背中合わせに乗る。たまにショウが座るスペース少なくてお尻ぐりぐりしている。写真撮影のポーズ打ち合わせもそこで話し合い(という名のハラが決めるスタイル)

10.木箱降りた後、アンサンブルさん4人とハラ・ショウで指スマ。うまくいかないと首傾げてる。うまくいくとハイタッチしたりしてる。

11.オーナー登場しステージ中央へ。「Oh yes my dream」でリカと目を合わせる

12.「Dream of us, dream of you, yes we catch」でショウと打ち合わせしたポーズで記念撮影。パターンはちゃぼす/左右目元ピース/トゥース(春日)/右肘左肘 等

13.「最後の幕が降りた」でショウと二人でまくおろポーズ

14.「忘れないでいよう」でオーナーと身体(お尻)つきあわせる。仲良し。

15.「シェイクスピア?」でオーナーと顔を見合わせて静止。二人とも微動だにしなくてすごい。

16.ショウリが「目指しているのは華のあるSHOW!」って言っている時は、まぁまぁって表情をしているハラ。

17.その後にショウリの元へちょっとからかい半分なだめる半分で近づくとショウリが怒ってハラの胸倉をつかんだり、腹にパンチしたり、ガンつけたり、と色々なパターンがあった。

18.ショウリが怒りすぎちゃったな、って時はハラに向かって謝ってたり掴んだハラの胸元を整えたりしていた。

19.ショウリに指輪を渡すようリツキ・ハヤト・ショウがけしかけるシーン。まず3人がわちゃわちゃ話しながらショウが指輪を取りに下手に引っ込む。それをハラは日によって追いかけて一緒に捌けたり、捌けるのをリツキに阻止されたり色々なパターンがあった。たまたま見た回では捌けようとして腕をつかまれて振り返ったらリツキでもハヤトでもなく、ショウリだったのでちょっとびっくりしていたハラが可愛かった。

20.ショウリが指輪を受け取ってショウリとリツキ・ハヤト・ショウがえいえいオー!ってやってるときハラは「無理無理~!」って顔の前で手を振る仕草をしてる。4月前半は渋い顔してたけど、後半になってくるとちょっと冗談っぽくニコニコしながら仕草をしていた。

21.指輪を間違えてオーナーに渡してしまったショウリが「ショウが!(俺に渡せって!)」ってオーナーに言うのに、当の本人のショウは知らん顔したり、責任逃れでハラを指さしていた。指さされたハラは「俺?!」って突然の責任転嫁にびっくりしていた。

22.片付けというテイで逃げるショウリ達を追いかけて最後に捌けるハラの一発芸(?)はいくつかパターンあり。何かいいかけてやめたり、あいつらに言っておきます!ってジェスチャーだったり、ボコボコにしておきます!ってジェスチャーだったり。

劇場の屋上

23.登場前の「リカー!」って呼ぶ声が、自然でとても良い声

24.何にも考えてない感じでコウイチの立ち位置にふらっと立っちゃう芝居が上手すぎる。本当に無意識なんだなーというのがわかる。コシオカにおい、って言われた後、ん?……はっ!ごめん!、という間が最高。ハラのちょっと浅慮っぽいところと素直さの役作りが垣間見えて良い。

25.コウイチの話題から、自分の中の思い出に入り込んでコウイチを思い出すと表情が哀愁を一気におびるのがすごい。

26.流れ星を見た後のリアクションが色々なパターンがあった。流れ星に祈ってコシオカにおい、ってつっこまれたり、流れ星を見つけてコシオカと顔を見合わせてふんわり笑ったり、流れ星を見つけて目線流れ星のままコシオカにねぇねぇ!って興奮してバシバシ叩いてウザがられたりwコシオカがハラに対してちょっとお兄さんなのも良かった。

インペリアル・ガーデンシアター

27.Dancing On Broadway「Shine of star Light~」部分、下手側コシオカ・ハラ・リツキで3人集まって右手を前にするポイントで、コシオカとハラがどう仕掛けるか伺うリツキがかわいかった。真顔だったり変顔したり手をぶつけあったり。ハラは立ち位置的に後ろを向いているので表情バレにくくて有利。

28.Dancing On Broadwayが終わって下手に捌ける時、コシオカを真似てかっこつけてターンしながら退場することが多かった。

29.SOLITARY、ショウリが立ち位置におらず、コウイチの指示を仰ぐとき一歩コウイチ側に出て聞いている。続ける決断をした後、グッと入り込む表情が良い。

30.女性ダンサーさんとのダンス、4月初期は喰うか喰われるかみたいな情熱さがあった。後半は余裕が出てきたのか、口元で表情を出していて駆け引きするみたいに口角をあげてにやっと笑っていたり微笑んだりしていて不意打ちのソレにやられていた。もっとやってください。

31.黒の帽子はリツキから受け取り。間奏部分の上手と下手の集団がクロス移動する振付で上手集団のセンターにいたのがハラという事実に毎回じーんとしていた。かっこよかった。

32.ステージ奥へ移動し身体を傾ける箇所ではコシオカがハラの手首をつかんでくれる。

33.下手一番手前の捌ける直前は、帽子をゆっくり外し胸元に→女性ダンサーさんが絡んできたらクールな表情で女性ダンサーさんを見つめ→一呼吸おいてゆっくり女性を追うようにして退場。

バックステージ

34.独白。声が大きいわけじゃないのにきちんと聞き取れる発声。「大劇場に立った時、足がすくんだ。みんなもそうだったと思う。コウイチだってきっと…。」抑揚のバランスが良い。

Japanesque Show

35.篠笛を吹いて登場。2019年に「桃山ビート・トライブ」という作品で篠笛を扱っていたのが生かされていて、音ハメが上手かった。感情豊かな篠笛だった。

36.対ショウの時は片手篠笛前方、片手傘後方。芝居上手い二人が対峙するの良。

37.松明持って下手に捌ける。暗転雷鳴後のステージ登場がかっこよかった。

38.殺陣前半は対ショウリが多い。動き大き目の殺陣。

39.殺陣後半は対リツキ、対ショウ。ショウと戦うタイミングで刀を構えて静止。

40.殺陣後半、一度上手に捌ける。コウイチが撃たれた後、止めに入る形でハラも撃たれる。撃たれたタイミングと身体の跳ね方が、本当に撃たれているのでは?という感じのする動作。撃たれた後押さえている場所が胸元の時もあれば脇腹の時もあり毎回微妙に違っていて、自分の立ち位置と銃を持っている人の位置と銃声のタイミングで、瞬時に撃たれた場所を判別してるように思う。その後のうめき声と痛そうな芝居まで最高。

41.最後は切られて下手に退場。

42.コウイチが階段を上る場面でスクリーン降下。映像に切り替わり。3年後のハラとして下手から登場。心情と歩き方がリンクしていて俯き項垂れながら歩いて出てくる。

43.真剣を渡してしまった当時の記憶と、コウイチへの想いが溢れ出す表情での心情吐露台詞。ショウリとの対比がよくて、巻き込まれた結果ではあるけれど自分の責任が滲んでいた。

44.コウイチが切られる映像までは、ハラは何が起こってるんだ…?って必死に現状を理解しようとしている風に見える。切られた後は、しんじられない、と表情を切り替えていて3年前のあの時のハラの気持ちが丁寧に表現されているように思う。

45.コウイチへ伸ばした腕、視界に入る自分の手、この手が真剣を渡してしまったんだ、という苦悩が見るだけで分かるってすごい。

46.映像に合わせて台詞をしゃべらなくてはいけない決め尺がある中でハラもショウリも二人とも間をおろそかにすることが無かったのが本当にすごいって毎回思っていた。後の勝利くんのラジオで「決め尺がばっちりハマった時は原とハイタッチしてた」っていう尊い裏話まで聞くことが出来た。同期最高。

47.階段落ちし、階段をよじ登っていくコウイチの後ろ姿を見つめながら、心ここにあらず、という感じでコウイチに無意識に近づく姿。

48.起こってしまった事実に、立ってることが出来ずしゃがみこんで、自分の手を再び見つめ、言葉にならない気持ちを絶叫するように体を仰け反らせて暗転。声は出ていないが悲鳴が聞こえるようだった。

49.5月公演になってからは、自分の手を見つめた後、うずくまる様にして自分の手を抱きしめて縮こまるようになった。外に放出していたモノを自分の中に押し込めて責任みたいなものをより一人で抱え込んでしまったようにも見えた。

 

二幕

Prologue

50.Dead or Alive登場はコウイチの下手後ろ側から。這いつくばるようにして。(本人曰く体力消費ランキング2位とのこと。)

51.今村くんを肩車。(筋力を買われてとのこと)肩車中は今村くんの太ももを抱えるようにしてしっかり固定。下ろすときは前にそのままジャンプするように降りるので、手を踏ん張れるように顔の横で台のようにして上下で手をつないでいる。

52.下半身の安定性と重心のぶれなさがすごい。全体的に身体の使い方?と踊りの種類が原くんに合っている気がする。

53.最後は女性ダンサーさんがかがんだ背中?足?に乗り、越岡さんが女性を抱きかかえて支えている。

オーナーの劇場のバックステージ

54.New York Dreamの曲がかかって、電光板が左右に開いてコウイチをセンターに上手後ろ側で右手ステッキ背中を魅せる形で腕を斜めにまっすぐ。角度が綺麗。

55.曲中はテンション高めで「Hey!」とか言ってる。にこにこ。コウイチと踊れることが本当に楽しそう。

56.コシオカがステッキと帽子をコウイチに投げ、、コウイチがそのあと自分で帽子を放り投げその間にハラがコシオカの分のステッキを渡す、という流れ。コウイチが帽子を受け取り損ねた回があって、ハラの方に落ちたのでコシオカにステッキ渡す前に帽子を優先して拾ったらコシオカに怒られていた。不憫でちょっと笑ってしまった。(そりゃコウイチ優先するでしょw)

57.シンメでコシオカさんと踊ってるときはニコニコしてるし、コウイチと目が合うと嬉しそう。

58.リカへ手を差し伸べて振られちゃう振付の部分、振られるの分かってやってそうで悲壮感が全然なくてかわいい。そりゃコウイチだよねー!くらい思ってそう。

59.最初のほうステッキさばきSHOCK一年生みたいな感じで慣れてなかったけど徐々に上達してた。

60.Eternalでの”If”でショウリと合流してNYDを踊った後、4月初期はにこやかに視線合わせるくらいだったのが、5月後半でショウリとハイタッチするようになった。胸熱。

インペリアル・ガーデンシアター

61.Higher。Eternalではコウイチの赤ジャケットを受け取る、という流れがカットされるので登場時点から超キメキメ!なのがとてもかっこいい。

62.NYDからの、コウイチと踊れて楽しい!幸せ!苦悩からの解放!って表情でずっと笑顔で口角上がってるのすごい。

63.Higherってパッションなんだな、って思い知った2022年

64.(本人曰く鼓舞して)Hoo!とか言ってる。楽しそう。

65.4月公演は終始嬉しさと楽しさが爆発した本編のHigherだった。

66.「何回つまずいたって立ち上がればいいのさ」の部分はコウイチが後ろを向いて歌ってくれるのでハラと目が合うポイント。目が合うと超嬉しそう。

67.間奏で舞台後方へ回ってから前に出てくるところ、マツとアイコンタクトしたりリアクション取り合ったりしてることが多かった。

68.演出が変わってからはショウリが加わることにより、単純な楽しいだけの感情ではなくショウリへの気遣いと想いが乗っかっていて3年の月日が表現されていた。

69.演出変更後のHigherラスト、ショウリとハラがハイタッチして肩を組んでいた。二人ともコウイチの死を受け入れられたんだろうな、ちゃんと和解できたんだろうな、と思うと泣けて仕方なかった。

バックステージ

70.Higher後なので超汗だく。

71.「『朝はだめだ~!』って言ってるんだろうなw」って楽し気に思い出して、自分でコウイチのいない現実に寂しくなっちゃうという表情の作り方が天才。

72.ショウリが持っている百合を奪ったあと、わちゃわちゃするのに実はショウリに百合を当ててない。(わちゃわちゃする雰囲気だけ作る)

73.ショウリが歩き出して、ちゃんと自分の視界に入ってからリアクションを取るようにしていたのが芝居が丁寧で好きだった。

It’s A New World On The Earth

74.夢幻の登場は下手から。コウイチがフライングし終わった赤幕が袖に手繰り寄せられるので、赤幕をかがんでよけながら立ち位置に入る。

75.Eternalでの立ち位置は下手。本編配信では上手。

76.夢幻はとても踊るの難しそうだったなーと思ったけど後半だいぶ慣れを感じた。

77.ジャンプ力有〇 捌けるときの腕(ひじ)が下がりがち×

78.MASKでは赤傘下手奥担当。コウイチのフライングセッティング中は傘を回しながらコウイチの周りをまわり、上手手前側でフライング見届け捌ける。

79.夜の海。上手から登場し、コウイチセンターにしてコシオカとシンメ。上手側。

80.コシオカと丁寧に踊りを合わせて踊っている印象。アイコンタクト多め。

81.タイミング取りも丁寧で、コウイチのステージに立てている貴重さを噛みしめているようにも見える。

82.消えゆくコウイチへの”想い”みたいなものが乗っかっていてとても切ない表情をしていた。

83.夜の海を最初から踊るという事実が何より嬉しかった。

墓前

84.上手から登場。「ありがとう」の声がやさしくて好き。

フィナーレ

85.本当に「大空が美しい」みたいな表情で空を見上げている説得力がある。自分が抱えていた悩みとコウイチへの想いを受け止めて前を見ているように晴れやかな表情だった。

カーテンコール

86.大東・今村・高田・原のお辞儀と拍手のタイミングが合わなくて毎回ハンカチを噛みしめていた。4人に大きな拍手を送りたいのだがなんとかならないものか。

87.勝利さんがその後登場し、階段上で待機。盆が回って捌けていく。捌けるとき一番手なのは原くん。勝利くんにジェスチャーしたり、勝利くんと話しながら退場したりすることが多かった。

88.最後の全員集合は上手側。中央へ出てくるときに松崎さんの後ろを歩いて出てくる。松崎さんが妙な手拍子してる時は真似したり、松崎さんと話しながら出てきたりしていた。

89.客席へはお手振りしたり、ちゃぼすポーズしたり。高田くんが客席のちゃぼすに気づいて原くんへよく教えてあげたりしていた。

90.最後薄い幕が降りて暗転、のタイミングで変なポーズしてることが多かった。

 

帝劇SHOCKを終えての感想とか

SHOCK1年目でこの立ち位置を難なくこなす原くんが単純にすごいなぁと思った。芝居も踊りも本当に素晴らしかった。それは自分が20年見続けてることから思うことでもあって。SHOCKの世界にいる原くんを見れたことが幸せだった。

そして原くんほどの演者であれば難なくこなせるだろう、と勝手に思っていたオタク心を肯定してくれた気もして嬉しかった。

たくさんの方に言われた「1年目とは思えない」という言葉はとても宝物でもあったけど、逆にあの立ち位置で1年目です、みたいな演技とかダンスをしていたらSHOCKカンパニーにも失礼だったと思うし、この立ち位置を築いてくれた寺西くんにも失礼だったように思う。だからこそ原くん自身プレッシャーみたいなものは少なからずあったのではないかな、と勝手に推測。

そして私はあんなに楽しくHigherを踊る人を初めてみたので、本当に衝撃!という印象。トラビスの振付、DOAもそうだけど原くんに合っていそうで嬉しい。振付を丁寧に踊ることももちろん大事だけど、トラビスの振付は感情やパッションも伴うので相性がいいのかな。

帝劇SHOCK、後半戦は結構原くんの踊りの癖が出てきているなーと勝手に思っていたけど、のちのちテーピングして踊ったりしていたという話を聞いたのでやっぱりSHOCKってハードだし、その中でも癖はあれど普段舞台班で踊らない人があんなに本気に踊ってくれる幸せ、みたいなものを噛みしめた。

2022年のSHOCKは芝居のクオリティが高くて細かいところでも本当に楽しめたので博多座本編がより楽しみになった。

 

博多座SHOCK全員怪我無く無理なく楽しみながら完走できますように!