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風間俊介さんの退所に寄せて

※あえて「ジャニーズ」という言葉を使うので不快な方はブラウザを閉じるか自衛お願いします。

 

 

 

風間俊介くんが2023年12月末日をもって退所すると発表されたのは2023年12月16日の19時でした。

ひとまず、1997年5月18日に入所して、26年間と7か月ちょっと。
ジャニーズ事務所でのお仕事、お疲れ様でした。まだ数日ありますが、心境をちょっと書き留めておきます。


金八先生をきっかけに16歳から40歳まで24年間、風間くんのオタクとして過ごしてきて、本当に幸せの日々でした。
風間くんがいたからジャニーズを好きになったし、舞台やコンサートの楽しさを知れて自分の人生はとても鮮やかなものになりました。

私が見てきた24年は、全然平坦な道ではなくて。NEWSがデビューして以降の20代前半は年にお仕事が1本とか、単発ドラマや舞台があるのが生存確認できる唯一の場で、ジャニーズショップにも写真が売られることが無くて。いつ辞めてもわからないんじゃないかってものすごくビクビクしながら過ごしていたなぁとか、「Jr.」が.取れたの2015年で32歳とかだったなぁwとか思い出しながら、30代で売れっ子になった40歳の風間くんを見て、懐かしい気持ちになっています。今は人当たりの良い人物として認識されてるけど、決して聖人君子ではなかった*1貴方が好きでした。


風間くんを24年見てきて今になって思うことは「圧倒的なカリスマ的人気が無くても売れる」という見本をつくれたことなんじゃないかって思います。人気が無いというと語弊があるか。実際にお金を使うオタクが少ないという意味で、それでも世間の好感度はめちゃくちゃ高くて、誰と絡んでもうまいことやってくれて、気遣い屋さんで、傷つけない言葉のチョイスをしてくれる人。お芝居もうまくて現場にいれば雰囲気作ってくれるしスタッフとの緩衝材になる人。そういう絶対的信頼で仕事を得ている人。
そういう人になりたくてなったのか、というのは実際の所知りえないけれど、元々のトーク力やバランサーの能力、道化にもなれる器量に加えて、芸能界で生き残るためのプライドみたいなものがあるんじゃないかと、勝手にずっと感じていました。
本当に尊敬もするしそうやって厳しい芸能界で生き残ってきた風間くんが大好きです。ZIP!での「これから出会う人たちに、この仕事を一緒にしたい、この作品を応援したい、そんな人になっていきたいと思っています」という言葉に表れているように、そこに仕事を一緒にする人たちへのメッセージ色が強い。それが彼の仕事のスタイルなんだろうなと思います。

でもふと、「応援してくれた方々への感謝」という言葉で満足できない強欲なオタク心がちらついてちょっと寂しい気持ちもあります。
メディアに出続けることがファンの為にもなる、というのは重々承知です。仕事の仕方も含めてまさにその通りになっている。
でもね、自分としては会員向けサイトのジャニーズWebを更新してくれたり、ジャニーズショップで写真を買うことが何よりも幸せで嬉しいことだったので、フリーランスになることによって、どのくらいの比重でファン向けに動いてくれるのか、が気になってます。


「応援する!」ってまっすぐ言えないのは愛がないからだって言われるかもしれないけどそれはまぁ他人が測れるものではないからね。

私の愛はここに詰まってます。

rippleshyt.hatenablog.com

 

好きな気持ちがなくなるわけでは無いので年明けからしばらく様子を見ながら動向を伺います。
仕事がなくなるとかの心配は全くしていないです!風間くんなら大丈夫。信頼を築き、今の不安要素が多い事務所を抜け出す決断をしたことを支持しています。フリーランスで自分で仕事の裁量が出来る分、好きな仕事が出来ますように。逆に風間くんの好きな仕事が私の好みととまったく合わない仕事がきたらどうしよう!って笑えるくらいには今後を楽しみにしています。(4月の舞台にはいきます!)

 

今までジャニーズを辞めないでいてくれてありがとう。

風間くんのその姿勢が大好きでした。

 

 

*1:ラジオでリアルファーストキスの話をしたりとか、嫁は元業界人の舞台共演者とか、よく女性と出歩いていたの目撃されているとか、結婚も子供も隠したがってたとか、某歌手の歌詞を引用して炎上するとかいろいろやらかしてた